提言
私たち田老地区住民は、今回の震災で、10bの防潮堤がありながら、多くの犠牲者を出した
ことを教訓に、国や地方行政はもとより、国内外の研究者にも、以下のことを迅速に達成される
ようにお願いする者です。
1.沖合水圧計及び潮位等に基づく津波警報技術を促進し、津波予測技術の精度を、市民の、
安全確保ができるまで向上させ、行政による津波警報の信頼を高め、発表される情報が、
過小、過大とならないよう正確な情報を迅速に市民に伝えるようにして下さい。
2.万全と思われる設備を持ってしても災害時には、通信・連絡方法の手段が途絶えることが、
今回の震災で顕著になりました。行政は、考えうる全ての事象においてリスクマネージメン
トを行い、投資した設備・計画におごることなく、全ては無に帰することを念頭に防災マニュ
アルの整備や防災訓練、それを指揮する民間人及び行政職員の人材育成に絶え間なく取り組ん
で下さい。
提言がつながりました。
避難所高台
避難路検証
伝承記録誌限定版
伝承記録誌限定版2014.5.18
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〒027-0307 岩手県宮古市田老四丁目9番7号