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〒027-0307 岩手県宮古市田老四丁目9番11号

活動計画・経過

29年度の事業計画(案)



本法人はNPO申請時の下記5項目と26年度追加した事業を基本活動として展開してきました。昨年度は東日本大震災から6年の復興の経過の写真編集をメイン活動として取り組みました。出来上がりが本年度6月となりましたが、出来上がった写真集「新生田老復興への足跡を追って」は田老の東日本大震災平成三陸大津波からの復興の足跡を記録した貴重な資料として出来上がりました。本年度は写真集を視察、イベントなどの資料として活用していきたいと思います。また、一昨年からスタートした日米交流プログラム(自然災害後の地域復興における市民参加)の2年目に昨年参加、11月26日~12月7日の2週間テキサス州ガルベストン市、ルイジアナ州ニューオーリンズの視察に行かせて頂き自然災害ハリケーンからの復興に市民がどのように参加したかを学ばせて頂きました。本年度は本プログラム最後となる3年目で、12月2日~9日の1週間ペンシルバニア州フィラデルフィアを訪問しペンシルバニア大学で最終プログラムを行う予定になっていて、作成した写真集を資料として持参し東日本大震災後の田老復興における市民の参加についてお話してきたいと思います。
昨年度は主催イベントとして、6月15日明治三陸大津波120年目追悼・伝承の会、11月05日(土)第一回世界津波の日イベント「田老津波ポイントフォトウォーク」、3月10日(金)~12日(日)東日本大震災6周年(7回忌)追悼・伝承企画-写真・ビデオ展、手つなぎ、赤沼山語り継ぎを行いましたが、本年度は11月05日(日)の「世界津波の日」を主イベントとして取り組み、Tsunamiを世界で共有し日本の田老の取り組みを発信して、風化を防ぎ、今後の津波防災、減災に取り組む活動を行います。昨年まで防浪堤上で行ってきました3.11東日本大震災追悼・伝承企画は場所を替えて追悼だけにしたいと考えています。
昨年度、事業を行って強く感じたことは、明治三陸大津波(被災生存者36名)から120年の節目の追悼企画を催しましたが、海嘯供養塔(常運寺)を訪れる方もなく風化を強く感じました。東日本大震災から6年が経過し風化を心配している声を耳にしますが、明治三陸大津波から120年経過の現状を目の当たりにして、風化を防ぎ、津波防災・減災を推し進めるには「魂のこもった津波伝承」に取り組むこと、いわゆる田老のこれまで歩んできた津波とのかかわりを伝え発信して行くことが当法人の使命だと強く思いました。震災から6年が経過、宮古市の復興に向けた計画事業が一段落し当法人の写真集「新生田老復興への足跡を追って」が発刊された本年度、本法人の目的を見直し、目的遂行にふさわしい名称の変更を提案したいと考えています。私案として、田老のこれまでの津波の歴史・取り組みを伝承し、積み重ねた英知を津波防災教育として発信して世界の津波減災に寄与する活動を主目的とし、「まちのこし」に繫げて行きたいと考えています。目的変更に伴う本会の名称は田老のあだ名「津波太郎」に変更し、揶揄される津波常襲地域で津波と闘ってきた歴史を物語り、津波の聖地であることを伝えるにふさわしい名称と考えます。ちなみに会の正式名称は特定非営利活動法人津波太郎(NPO田老)を考えています。
目的、名称変更が了承されれば会則変更などの手続きが必要となります。合わせて、改正NPOに伴う貸借対照の公示について、内閣府NPO法人ポータルサイトに掲載して行うことにして、諸手続きを行います。
以上が29年度の大まかな事業計画(案)です。
当法人の目的達成のために皆様と一緒に頑張りたいと思います。会員皆様のご協力をよろしくお願いします。

 本年度取り組む主な事業(目的見直し後案)
  1.まちのこし事業
  2.観光復興事業
  3.ふるさと醸成事業
  4.「津波警報技術の向上」に向けた取り組み応援事業
  5.津波体験博物館建設要望事業
  6.その他事業

目的見直し後の個々の取り組みについて
1.「まちのこし」事業
「津波防災の町」をキーワードに11月5日の「世界津波の日」をメイン活動として津波を世界で共有し日本の田老の取り組みを紹介して、情報発信に取り組みます。合わせて、新生「田老」東日本大震災から6年の写真集を基にした伝承活動で風化を防ぎます。さらに地域創生(田老復興・減災まちづくり)として田老地区に「津波体験博物館」建設の要望活動を行います。
2.観光復興事業
一昨年度、岩手大学地域課題解決プログラムの未解決プログラム「三王岩3D作成」と「3Dプロファイラーによる景勝地(ジオポイント等)、トレイル等の維持管理方法の検討」の解決に取り組むとの約束でしたが、進捗状況確認したところ取り組みは行われていませんでしたので、今年度、岩手県立大学地域政策研究センターの平成29年度地域協同研究に「3Dプリンターによる景勝地(ジオポイント)、三王岩と津波石の作成と活用」にソフトウェア情報学部土井章男教授のご協力の下、応募して審査結果待ちで総会の行われる日までには結果が判明しますが、採用されましたらこの事業で観光復興に取り組みたいと思っています。田老観光ポイントマップの作成。観光資源として津波石に芽生えた松の成長写真記録を続けます。
3.ふるさと醸成事業
  田老の復興の礎となってきた郷土愛を育む活動に取り組む本年度は田老第一小学校4年生を対象とした「宮古市田老地区の河川体験型学習」に取り組む。(岩手大学地域課題解決プログラム事業)
4.「津波警報技術の向上」に向けた取り組み応援事業
信頼できる津波警報が正確に国民に伝わる技術の向上の取り組みを応援する。今年度は防災科学技術研究所宮古陸上局の視察などに取り組んで津波警報技術の現状を発信し、津波防防備・減災につなげる。通信設備の手段が途絶えることを想定した。田老版津波想定タイムラインの作成。
5.「津波体験博物館」建設要望事業
2012年4月の新聞発表で、南海トラフ大地震が起きると日本最大の34mの津波が襲来するとの予測が発表された高知県黒潮町のタクローの会と連携して黒潮町と田老地区に「津波体験博物館」建設の要望を行い南海トラフ大地震で発生する津波減災に備えた活動を行いたいと考えています。
6.その他の事業
  宮古社会福祉協議会復興支援活動団体連携会議参加
日米草の根交流プログラム3年目ペンシルバニア州フィラデルフィア訪問
12月2日~12月9日
以上が29年度の事業計画(案)です。ご承認をよろしくお願いします。

※総会で目的変更の承認が得られましたら、これまで復興支援という形でご参加・協力を頂いていました全国の会員の皆様に会員継続の意思を問う連絡を差し上げたいと考えております。

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